【時間を制する】~損をしない時間の使い方、人生を有意義に過ごすために~
「時間は万人に平等な資産だ」と、よく言われています。
もちろん、よく理解しているつもりでした。
しかし、果たして、その”本当の意味”は誰もが共通した認識として持っていると思いますか?
いいえ、おそらく、会社や社会に対して不満を持ち愚痴を言っている多くの人は言葉としてのそれを理解しているだけで、本当に「時間」が誰しも平等に持つ資産であることに気が付いていないのだろうと、私は気づいてしまいました。
その気づきにより、人生の中で”時間を制する”ことで”損をしない時間の使い方”で、”人生をより有意義に生きる”かについて、この記事でお伝えします。
それに共感していただける”あなたが、時間を支配しゆとりある人生を有益に過ごすためのヒントになれば幸いです。
1.決められた時間に決められたことをする習慣
日本人の誰もが必ず経験している、時間管理の体験、それは、小学校・中学校で受ける”授業”だったのではないでしょうか?
ひとつのクラスの中、決められた時間でみな同じ内容の授業を受け学習する、学習面での効果性はともかく、”同じ時間”を費やして”同じこと”をするという体験を私たちは経験しています。
学習面での効果性はともかく、”時間管理”という面で考えると、この授業を”主体的”に授業受けるのか、”受動的”に授業を受けるのかの違いです。
授業ですから、先生から学びを”受ける”受け身の立場は同じですが、私の場合は、”やらされてる感”の多い教科がほとんどでした。
体育と、工作系だけは積極的に面白いと思って従業を受けていました。
”主体的に授業を受ける”とは、”時間を管理している”ことと同じだと気付いたのです。逆に、”受動的に授業を受ける”場合は時間を持て余し”時間に管理されている”のです。
この義務教育の仕組みは、だれでも共通して経験できる”時間管理”の体験だったのです。
私の気づきは、幼いころの記憶の探索からはじまりました。
このタイミングで、小学生や中学生の私たちが”時間管理”の大切さを理解できていたでしょうか?
おそらく、それができている子でさえも、それを意識して”時間管理”をしていたわけではないでしょう。
個々に”時間管理”ができる子はいたと思います。(その当時は誰もが憧れる存在だったでしょう)
しかし、その時点で、時間管理が身につき大人になってもその”時間管理ができる”優位性を認識している人がどれだけいるか、もし、その優位性を理解していなければ大人になったどこかで手放しているかもしれません。
その、”時間管理”を継続できた人はとてもラッキーで優れた人だと思います。
私を含め、今、時間に追われている人のほとんどが”受動的”に時間を過ごしてきてしまったのです。
2.時間を管理するか、時間に管理されるかを知る
私は以前、「割り込みの仕事」について記述したことがありますが、それは、自分の予定(時間的な計画)していた仕事に対して、割り込みで入ってくる仕事に時間を奪われてしまう事例をあげて、それに対応する”時間のゆとり”を作ることを提案しました。
時間にゆとりを見出せば、割り込みの仕事に対しての取り組みも、生産性の面でも効果的だと考えたのですが、この度の気づきにより、少し視点を変えることができました。
もちろん、以前の仮説はそのまま有効なのですが、本来、”時間”は誰のものかを考えてみると、誰かと共に働いていたり、お客様のために働いていたりする場合も、”時間”は共有している物であることは間違いありません。
ところで、「”時間”に追われる」と言う表現はよく使われています。
これは、どんなことでしょう?
何か作業をしているのだけれど、決められた期限までに作業が完了するかわからない、とか、やることが多くて、”時間”を忘れて取り組んでいると次の作業が押してきたりとか、様々な場面で使われている表現です。
学生時代でも、宿題をせずにギリギリまで過ごしたり、テスト前に一夜漬けでテストのための勉強をしたり、全て私は定見していますが、”時間に追われている”現象です。
私が気づいた”時間を管理する”か”時間に管理される”かという観点が、実は損をしないための”時間の使い方”につながります。
3.時間を支配するということ
生きる環境や得られる収入は誰もが平等に持っている物ではありませんが、時間だけは誰もが平等に同じものを持っています。
この時間(資産)の使い方が、考え方の違いになり、働き方の違いになり、家族や友人たちとの過ごし方の違いになり、あなた自身の人生の過ごし方になります。
簡単に”時間”と言っても、あなたの時間を生かせる、もっと言えば”支配できる”のは
あなた自身です。
”時間”について真剣に考え、いかに”時間(資産)”を有効に使うか、生きた時間の使い方をするのかで、あなたの人生がさらに光り輝く”人生”になっていきます。