忘れる能力と覚える能力
自分の記憶力はすごいなぁ
あっという間に物事を忘れてしまう
自分自身を自己分析しようと、人生を振り返えってみるとき、「あの頃どんなことを考えていたんだろう」と、思い出そうとしても曖昧な感じでしかなく、もしかしたら今の自分が考えていることが反映されてたりするのかもしれないですよね。
若い頃から、将来のために日記でも、備忘録でもつけていて、自分の成長のために振り返り、改善しチャレンジして検証する、いわゆるPDCAを繰り返していれば、さぞや立派な人になれていただろうにとさえ思えるぼど、私の記憶力は‘ハエの脳みそ’かと思います。
人生は毎日の連続で構成されて、失敗したことや上手くできたこと、人に誉められたことや悔やんでも悔やみきれない出来事、を人生の糧として成長することもできたのに、なんの反省もせず考えもせず積み重ねてしまったことへの後悔。
自己分析のつもりが後悔の念を掘り起こすことになってしまっていますが、本題に戻るしましょう。
忘れる能力とは
そんなわけで、人はなにもしなければ(備忘録をつけるなどの)平気で物事を忘れてしまう生き物なのです。(個人差は少なからずありますが)
忘れることは、・・・・・・・・・・・
能力なのです。
ですが、だから‘いい’訳ではありません。
自己分析でも、人生の振り返りでも、将来の計画でも、忘れてしまったことを取り戻すことはとても困難なことですから。
覚える能力(工夫)
人の記憶力はには脳の機能によるもので、持ち主である本人もコントロールできません、記憶をコントロールするのは脳をどの様に活用するか、本人の意思や積み重ねた習慣がですよね。
子供の頃や学生の頃、勉強や学習に苦しんだ私ですが、やるときはやったんです❗
物凄く、学習意欲が湧き次から次へと覚えられる時期もありました。
書いては覚え、書いて覚え
そりゃぁ、そんなときもありました。
ですが、今は記憶だけに任せても、すぐ忘れてしまう。(ついさっきの事まで忘れちゃう事も屡)
ぼやきはともかく
覚える能力とは、記憶その物ではなく、脳の機能を活用した‘’記憶‘’と忘れることを前提とした‘’記録‘’をする事なんです。
先程、良くできた学生時代の話をしましたが、書いては覚え、書いては覚えるの繰り返しに私の脳はドーパミンを出しまくりの状態でした。
その頃のノートが残っていれば、一生懸命勉強していたあの頃の自分に励まされそうですが・・
考えてみれば、どんなに優秀な科学者も、開発者も、優秀な人やチームでは、その日の成果や失敗を目指す着地点に向かうために記録し、同じことを次の日にやるようなこともなく、次のチャレンジをして、検証する、改善するの繰り返しの末、目指した成果を得ているんです。
人類の長い歴史のなかで、その実証をしています。
この記事は、私個人の人生もひとつのプロジェクトだと考えれば人生で目指す着地点(人生設計)を見据え、毎日の繰り返しの中で、着地点に向かっているか検証し、記録し、同じこと(同じ過ち)を繰り返さず、上手くできたことを反映して生きることができるのではないか、成長し願う人生を送るために、大切なことだと悟った記録です。
と、言うことで
‘’忘れる能力‘’を前提に‘’覚える能力‘’を発揮するために、日記か備忘録か人生記録をつけて、日々チャレンジと検証をして楽しく成長しながら、幸せな人生を好きな人達と送りましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。