potterjake’s blog

50代のpotterjakeが発信する気ままな毎日

~人生と仕事の改善、成長の方法を見つける方法~【一本線ノート術】の効果、効能

 自分が克服したい現状、改善したい習慣があり

 まだ体験したことのないノウハウを求めて本を読んでみても

 なかなか、自分のものにできる情報には出会えません。

 理論や現象ばかりが書かれた本を読んでも、わずかな情報しか記憶されない。

 せっかく得た知識もほとんど活かされない。

 

 そんな、情報コレクタになってしまった私ですが

 本当にこの行動できない自分を何とかしたい、また行動しても結果を出せない、無駄な努力が多い人生を、何とか効率的に効果のある行動をして、有意義な人生に変えたいと思っています。

 

 同じように、人生や仕事に不安や課題を抱え、何としても克服したいとお考えの皆様に、より簡単に、より効率的に情報を行動に移す方法を教えてくれる本のご紹介をいたします。

 

 

 早速ですが、本のタイトル

「1本線ノート術」(著者 吉澤ゆか)

 ・アイディアがあふれ出す 行動が加速する

 

 

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術

  • 作者:吉澤 ゆか
  • 発売日: 2011/08/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 この本で、実践できる事と学べるところ

 

  

 

 

 〈1本線ノートとは?〉

 私たちが日常の中で得る情報の量は途方もないものですよね

 その中には、仕事上必要な情報もあるでしょうし、プライベートの例えば趣味をより楽しむために必要な情報もありますよね、これからチャレンジしようと思っていることに看守る情報もあるかもしれません。

 

 しかし、一般的にひとの覚えていられる情報はごくわずかだそうです。

 学生時代には、授業を受け、ノートを取りそれを提出したり、テストを受けるためにみかえしたりしていました。

 ノートの取り方は、みな様々だったと思います。

 

 この本が教えてくれるノートは、誰かに提出したり、テストを受けるためのものではありません。

 セミナーや講演会、会議やミーティング又は、人から聞いた話や本から得た情報(学んだ事)をいかに自分の行動に変えていくのかを著者の吉澤さんが気づき研鑽し、コーチングで分かち合い練り上げたノート術です。

 脳の習性まで行かされているノート術は、使う人の考え方のレベルまで上げてしまうものです。

 

 具体的には

 

 ●A5判のノートを開き1ページごと中央に縦線を引きます。

  

       f:id:potterjake:20200618220942j:plain

      ※実際にノートの中央に線を引いてみました。

 

  ※吉沢さんの推奨は”ステノノート(英語速記用のノートだそうです)”です。

 

 ※上記のような体裁のノートです。すでにセンターラインが入っており、ノート上部がリング式です。

 

それにこだわらず、どんなノートでもよいのですが、携帯しやすい事と、めくりやすい事から吉澤さんのおすすめです。

 

 ●線の左側は[インプット]

  ・学んだ事

  ・知ったこと(見たり、聞いたり、体験したりしたこと)

  ・欲しい結果(課題解決をするとき)

  ・現状(マインドセットを変えるとき)

  ・お客様の要望(提案を作るとき)

  ・などなど(使いこなすといろんなことをインプットとして書きます)

 

 ●線の右側には[アウトプット]

  ・気づいたこと

  ・ひらめいたこと

  ・インプットから何を実行するか→アクションプラン

  ※アクションプランを考える時にする事

          ↓

  自分自身に「ここから学べることは何だろう」

       「これを自分に当てはめるとしたら、どんなことができるだろう」

       「もし具体的な行動に落としこむとしたら、いちばん小さな

        ステップとして何ができるだろう」

       「もっとよくするために何ができるだろう」

 といった、自分にプラスになる質問をすることが

 この”1本線ノート術”の肝だと思います。

  これを”未来開拓型の質問”と言って、伝えています。

 

 以上が、1本線ノート術の基本の部分です。

 

 〈1本線ノートの書き方〉

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    ※実際に書き込んだ例

 

 

 〈1本線ノートの活用方法〉

この本の内容に基づいて、自分の1本線ノートを作ってみましょう。

 

 たとえば、本を読みながら、気になる部分を線の右側書きだします。

 それは、本を読んでいる間、得たものは”常に右側”に書いていきます。

 

 時折、その情報から”ピンときた”気づきや、ひらめきは

 その情報の横のあたりで線の左側に書き出します。

 

 この時、右側の他の部分の空間(空きスペース)は、何も考えす

 開けておきます。

 

 本を読み終わるころには、線の左側

 たくさんの学びでいっぱいになります。(学ぶべきところが多い本は特に)

 

 そして、線の右側は、いくつかの気づきはあっても

 ほとんどあいていていいのです。

 

 ここからが、このノート術の本懐です。

 

 本お振り返りを兼ねて、ノートの線の左側を見直しながら

 自分は、この部分に何を感じてノートに記したのか

 この情報を自分自身に当てはめると、どのように活かせるのか

 実際に実行する場合、何が必要か、何から始めるのか

 などなど、本から得た情報について考えることが重要です。

 

 そして、その自問自答から導き出した気づきやアイデア

 線の右側に書き出します。

 

 左側の項目全部が有用ではないかもしれませんし

 一つの項目に対して、いくつもの気づきやアイデアがあるかもしれません

 右側の罫線や枠は意識せず、どんどん書きだします。

 

 そして、アイデアの中には短期的に(今からでも)取り組み実施できることがあるかもしれません。

 そんな項目には、色の違う(赤や緑など)ペンで期日を記します。

 

 ペンの色や蛍光ペンを使って、取り組むことを強調したり

 実際に取り組んだ結果を書き込んだりすると効果的です。

 

 このように、読んだ本を効果的に自分の成長に生かすことができます。

 

 本を読むこと以外でも、人からのアドバイスや実際の見分で得た知識を

 自分自身の成長のために生かすために

 

1本線ノート術はとても有益だと感じています。

 

 〈この本から学んだ成長の心〉

 実は、この本が示してくれたもう一つの学びは

 

 ”学ぶ”ということは、知識を”覚える”ということではなく

 知識を如何に”身に付ける”かということでした。

 

 学生時代の”勉強”は同じ年代の学生同士が

 同じ教材を使い、同じ先生から知識を教えてもらう事でした。

 

 しかし、私たちは社会に出ると

 職場のルール、業界のルール、社会のルールの中で

 学生時代に得た知識を多少活かしつつ、仕事をして給料を得て生活ています。

 人によっては、職務や研修などで知識と体験を得てスキルアップしている人もいますが、自分自身が意識的に成長するために 基準を持っている人は少ないのではないでしょうか?

 

 もちろん、すでに成長のための考え方や物の見方を備えている人には

 この1本線ノート術などの方法は不要かもしれません。

 

 しかし、仕事に迷い、人生に迷い、何をすればいいのか分からない

 「何をどうしたら自分の人生がよくなるのか知りたい」

 と、前向きに人生の方向性を探している人にとって

 自分自身が”考える”ということはとても重要で

 自身が成長するために必要な考え方を見つける方法として

 この1本線ノートがとても有効だとお伝えしたいです。