【マスク着用と熱中症】~体を動かす仕事でマスク着用する危険性~
今年は、マスクを着用し生活することが当たり前の様式になりつつあります。
私は、今まで、マスクの着用を嫌い、ほとんどしてこなかったので、今のマスクを着用しないと、人に会うことが憚れる日常が過ごしづらく感じている一人ですが
コンビニに行くにも、仕事をするにも、人と会ったり、一緒に行動する場合はマスクを着用して行動しています。(マイカーで一人だけの時はマスクを外します)
最近では、幼い子供は、呼吸の機能がまだ十分に果たせていないので2歳未満の子供へのマスク着用を止めるようにとの指針もありますし、マスクをしながらの運動の危険性も伝えられていましたが、まさか自分が…
【マスクをして体を動かす仕事の危険性】
他者との関わりながら仕事をする場合、マスクをしなければならない今の状況の中で、これから外気温が上がる季節に、激しく体を動かす仕事は体内に熱や湿気をこもらせない工夫が必要だと、身をもって経験しましたので、その体験と注意事項をお伝えし、安全に過ごすことについての注意と対策をお伝えいたします。
〈仕事中の異常な汗〉
気温が上昇してきた最近の季節、もう6月になろうとしています。
昨年までの、この季節でも汗かきの私にとっては「しんどい季節になってきたな」と思う時期です。
今日は、天気は曇りで気温もさほど高くなく、普通に過ごすには心地よいくらいの日でした。
仕事が始まり、いつものように張り切って、荷物をもって走り回っているうちに、「今日は汗がすごいなぁ」と思いながら、滴り落ちる額の汗を袖で拭いながら走り回っていました。
それにしても、普段よりたくさんの汗が出ていて、被っていた帽子も早くも、庇まで濡れて、驚き、着用しているマスクもびっしょり濡れ、通気性も悪くなっていましたので、「やっぱりマスクをしているから、汗もいつもより多いのかな?」
そんな、感覚で少し休憩時間を取りました。
休憩時間で、濡れたマスクを好感してコーヒーでのどを潤して少し汗も引き、休憩後の仕事にかかり、午前中の仕事も、汗びっしょになりながらも張り切って仕事をし昼休憩となりました。
〈休憩中の水分補給〉
昼休憩、体調に変化はなく、いつものように菓子パンを昼食として食べ、ペットボトルの紅茶や缶コーヒーをがぶがぶ飲みのどの渇きを潤しました。
「しっかり水分補給しないと”熱中症”になっちゃうからな」と思いながら飲んだ飲料でした。
やはり、いつもよりは喉が渇いていたんだとこの時は思って程度です。
次の仕事までは、少し時間があったので、ゆっくり休む時間となりました。
〈めまいのような症状、吐き気、冷や汗〉
休憩中(仕事で使う車両の中で)、仕事仲間と話しているとき、少し体に”揺れている”感覚を覚え、次いで、”空腹感”とも”気持ち悪さ”とも思えに感じを覚え、菓子パンだけでは足りなかったかと思い、コンビニへ買い物に出ようと車を降りたとき、ふと”めまい”のようなものを感じ「あれっ?」と思いましたが、お店の中へ向かいました。
お店に向かう途中からすでに「これはめまいだな」と分かるほど違和感を感じました。お店に入って食べ物を探しているうちに、足元が安定せづ、ふらつき「これはヤバい」、「ここで倒れちゃうかな?」とまで思いましたが、何とか買い物をし店の外に出ると、額に冷や汗が出始め、仕事仲間のいる社内に戻りながら考えました。
午後の仕事のことを考えると本当に申し訳ないけど、このままでは仕事もできないし、もし、倒れてしまえばもっと迷惑がかかる。
そう思い、社内に戻るとすぐ、自分の体調不良を訴え判断を仰ぎました。
〈熱中症の初期症状〉
「もしかしたら、熱中症かもしれません」
仕事仲間は、会社に連絡し、すぐ私を事務所まで送ってくれました。
そのあとの仕事については、会社の方で、ほかのメンバーへの応援を頼むなどして対応してくれましたが、本当に皆さんにご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちで早退することになりました。
事務所に帰った時は、吐き気がひどくなり、トイレで嘔吐して少し落ち着きましたが、荷物を持った腕がつるような状態になり(後で調べてみると、これも初期の熱中症の症状で”こむら返り”の状態だったようです)
事務所では”OS-1ゼリー”くれ、応急処置としてそれを飲みました。
吐き気や、めまいはだいぶ落ち着きマイカーに乗り込みその中で2時間ほど休み、仮眠をとりました。
この後は、じゃ各症状としては落ち着き食欲も戻るまでに回復いたしました。
〈対処方法〉
”OS-1(ゼリー)"を飲んだことと、仮眠をとって安静にしたことで、症状が落ち着きました。
【熱中症の症状と対処方法】~3段階~
今回の私自身の症状は熱中症の軽症の状態だったのかなと思いますが、熱中症の症状について調べてみると3段階の症状に分けられることろ知りましたのでお伝えしていきます。
〈レベル1~現場での応急処置で対応できる軽症~〉
症状:めまい、立ち眩みがある
筋肉のこむら返りがある(痛い)
汗を拭いても出てくる
対策:まず涼しい場所に避難し、衣類を緩め、体を冷やします。
水分や塩分を補給します。
〈レベル2~病院への搬送を必要とする中等症~〉
症状:頭ががんがんする(頭痛)
吐き気がする、吐く
体がだるい(倦怠感)
対策:まず涼しい場所に避難し、衣類を緩め、体を冷やします。
水分や塩分を補給します。
足と高くして休みます。
自分でできなければ、すぐ病院へ!
〈レベル3~入院して集中治療が必要性のある重症~〉
症状:意識がない
身体がひきつける(痙攣)
呼びかけに対する返事がおかしい
まっすぐ歩けない、走れない
体温が高い
対策:氷や水で冷やしましょう(首・脇の下・足の付け根など)
すぐに救急隊を要請!
【まとめ】
自分自身が、マスクをした状態で激しい動きを伴う仕事をしたときに体験した”熱中症”について、その症状が起こるのはいたって突然だったことと、早目に対処できたことが重症化しなかったのだろうということと、”OS-1"のような塩分補給もできる水分補給を意識することが、重要なのだろうということが経験上の若干できたことでしたので、今後の生活の中では、こまめな水分補給の上で、塩分を一緒に取ることにします。
特に、今回初めて飲んだ”OS-1" はしばらく携帯していたいと思います。
ほかにも、有効だといわれることは試してきます。